最近はピアノ、ほとんど使用していないけど、良い状態を維持し、大事にしていくため、定期的調律は、きちんとされているお客様へ、
是非、一言
定期的メンテナンスは、必要な事では御座いますが、
その時、一番大事なことは、調律音程を合わせることでなく、鍵盤の中軸をなすバランスピンの箇所にて、垂直水平に、ゆっくり、静かにスライドしていくか否かの確認、また、その作業です。
放置すればするほど、バランスピン根元から少しずつ錆が生じ、鍵盤を上に抜きたくても、思うように抜けず、鍵盤調整したくても思うように出来なくなっていきます。
そして、音は荒れ、タッチも少しずつ重くなり、タッチ感、反応は悪くなっていきますので、上記作業も、たまには大事です。
この作業はアクション、鍵盤すべて手前に引き出しての作業にて、多少時間もかかり、料金の有無も含め、設置状況もわかっている担当の調律師にお尋ね、ご相談されては!と思います。
同時に、その前に、鍵盤小口の横棒、口棒さえ、差し込み棒金属棒の場合は錆にて簡単には外れないケースも良く御座います。
一般的使用弾奏している場合は、調律時には、まず土台として、アクション鍵盤フレーム全体が本体の構造体である、棚板に、ぴたっと密着しているか否かです。
ベッデングスクリューという箇所での調整その確認です。
鍵盤筬、本体棚板すべて、木を使用しており、湿度温度により変化していく箇所でもあります。
打鍵により、本体とアクション鍵盤にて、ブレない様にする為の確認です。
お客様には、是非、鍵盤根元、バランスピンから、滑らかに上にスライドするかのチェックも含めた、定期的メンテナンスをお勧めしたいと思っております。
料金に関しては、業者に依り色々ケースがあると思いますが、 私どもの場合は、すべて調律料金に含まれております。
アップライトも、同様です。
どっしりとしたタッチ感レスポンス中での、軽快な動き、タッチにて、パワーも響き音色も生き生きし、生き返ります。
ホールの場合は一般的に3ヶ月に1回程度は保守点検がなされておリ、上記の様な箇所も含め、メンテナンスされておリます。
従って コンサート時の作業は、調律のみにて終了出来る場合もあります。
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